2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

偶然の発見が医学を革新した

偶然の発見が医学を革新した * 医学研究というと、たとえば有名なものとして、フレミング(1881 ―1955)のペニシリンの発見がある。 この発見により、細菌の感染症の対策に革命的ともいえる変化が もたらされた。 その功績により、1945年にはノ…

業界事情があるとは思いますが。

業界事情があるとは思いますが、二回ほど続けて、素粒子ニュートリノに質量があること発見した科学者 戸塚洋二さんがお書きになって 立花隆さんが編集されて出版された 「がんと闘った科学者の記録」をご紹介しています。 戸塚洋二さんと立花隆さんのお二人…

がん医学研究はもっと数値化してほしい

がん医学研究はもっと数値化してほしい * 前回のブログでは 戸塚洋二さんと立花隆さんのお二人が 「がん医学研究あるいはがん治療に、もっと数値とデータを細かく出して 分析をすべきだ」と意見を出されています。 この文章の引用は「文芸春秋8月号」から…

がんと闘った科学者の記録

がんと闘った科学者の記録作者: 戸塚洋二,立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 49回この商品を含むブログ (29件) を見る私がブログを再開した直後の2010年6月30日に「日本のがん治療を 本で学ぶ」…

一発で治すという夢にとりつかれてはいないのか?

一発で治す!という夢にとりつかれてはいないのか? * 19世紀から20世紀に架けて細菌学が発展しましたが 20世紀にはいると 微生物学に重点は移りました。 1940年代に抗生物質のペニシリンやストレプトマイシンが 発明されました。 ペニシリンは肺…