お医者さんは科学者であってはならない

「お医者さんは科学者であってはならない。」 * 「お医者さんは科学者である。」と普通は お医者さん当人は疑いもせずに そう思っているし、世間もそのように思っています。 しかし お医者さんは本当に科学者なのでしょうか。 科学者だとすれば「科学者とは…

がん 生と死の謎に挑む

立花 隆・NHKスペシャル取材班 「がん 生と死の謎に挑む」 文藝春秋社刊 * 立花隆さんが NHKのスペシャル取材班・岡田朋敏(ともはる)ディレクターと 2009年11月23日に NHKスペシャル「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」 …

すこぶる快調

しばらく ブログをやすんでしまいました。 ブログを休んでいたので 多くの方が 私のがんが 再発したのでは ないかと心配してくださっていることを年賀状で知りました。 ブログを書き続けるということは 内容よりも「元気にしています。」 という信号なのだと…

子宮頸がんの新ワクチン

子宮頸がんの新ワクチン * 子宮頸がんワクチンに対して、「不妊症になる」といった根拠のない 言い掛かりが出ている一方、「ワクチンさえ打てば安心」という誤解も 広がっているように思う。 出来て間もない新しいワクチンの実力を正しく知ることがまずは大…

ペプチドワクチンの臨床試験

ペプチドワクチンの臨床試験 * 少し古くなりましたが 10月15日の朝日新聞の一面八段と社会面六段 に見過ごしに出来ない大きな記事が掲載されていました。 * 一面八段の記事の出だしは次のようなものです。 「「東京大学医科研(東京都港区)が開発したがん…

がんの超早期治療は有効だ

がんの超早期治療は有効だ。がんの治療は 早期発見 早期治療が基本だと言われています。 ですから がん検診を受けるなら がんを沢山みつけるハイテク検診を 受けるのが良いと思っていらっしゃる方がおられますが 必ずしも そうではないようです。( 斎藤博 …

がん治療業界の業界用語は解りずらい

がん治療業界の業界用語は解りずらい * 私の知人の奥さんが がんの終末期に入り 入院していた某医大付属病院を 退院し自宅に戻ることになり ようやく丸山ワクチンが使えるようになったので よろしくという連絡がありました。 今年の初めに入院し 状態がすで…

菅直人さんの 民主・臨時党大会演説

菅直人さんの 民主・臨時党大会演説 * 14日の民主党臨時党大会で、国会議員の投票前に 菅直人首相が 出席している国会議員に訴えた最期の演説の要旨が朝日新聞に 掲載されていていました。 * 菅直人首相は、「特殊法人や特別会計を徹底調査してその闇と…

集中力と持続力

集中力と持続力 * 私が末期の食道がんになりながら 健康を回復できたのは丸山ワクチンが 何らかの貢献をしているということが知られるようになって、がん患者ご本人や がん患者を持つご家族から丸山ワクチンに関するお問い合わせを沢山頂くので、 このブロ…

物理学者の研究方法

物理学者の研究方法 * 戸塚洋二先生の「がんと闘った科学者の記録」からの引用を続けます。 * 「私(戸塚洋二)の様な物理学者が研究を行うとき、研究上の現象が 理論的に解明できていないときは、まず現象の詳しいデータをあつめ、 その解析により、現象…

偶然の発見が医学を革新した

偶然の発見が医学を革新した * 医学研究というと、たとえば有名なものとして、フレミング(1881 ―1955)のペニシリンの発見がある。 この発見により、細菌の感染症の対策に革命的ともいえる変化が もたらされた。 その功績により、1945年にはノ…

業界事情があるとは思いますが。

業界事情があるとは思いますが、二回ほど続けて、素粒子ニュートリノに質量があること発見した科学者 戸塚洋二さんがお書きになって 立花隆さんが編集されて出版された 「がんと闘った科学者の記録」をご紹介しています。 戸塚洋二さんと立花隆さんのお二人…

がん医学研究はもっと数値化してほしい

がん医学研究はもっと数値化してほしい * 前回のブログでは 戸塚洋二さんと立花隆さんのお二人が 「がん医学研究あるいはがん治療に、もっと数値とデータを細かく出して 分析をすべきだ」と意見を出されています。 この文章の引用は「文芸春秋8月号」から…

がんと闘った科学者の記録

がんと闘った科学者の記録作者: 戸塚洋二,立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 49回この商品を含むブログ (29件) を見る私がブログを再開した直後の2010年6月30日に「日本のがん治療を 本で学ぶ」…

一発で治すという夢にとりつかれてはいないのか?

一発で治す!という夢にとりつかれてはいないのか? * 19世紀から20世紀に架けて細菌学が発展しましたが 20世紀にはいると 微生物学に重点は移りました。 1940年代に抗生物質のペニシリンやストレプトマイシンが 発明されました。 ペニシリンは肺…

初期治療の後はなにもすることがないのか

初期治療の後は なにもすることがないのか? * 前前回のブログに書いたように 私は がんとの関わりあい方を 便宜上 五段階に分けて 説明しています。 私の状況は第三のケースにあたります。 つまり「とりあえず 治療をしたから 今、がんは静かだけれど 再発…

ホーム・ドクターを探せ

ホーム・ドクターを探せ 前回は 大きな病院に入院した患者が そこで丸山ワクチンを使用 することがいかに難しいかということを 説明しました。 大きな病院のお医者さんが勧める治療が本当に患者のためになる治療 なのか、研究のための最先端治療なのか、昔か…

絶好調が続いています

絶好調が続いています。「最近の体調は如何ですか?」と尋ねられます。 「申し訳ないのですが、 絶好調なんです。」とお答えしてます。(笑) がん組織が 画像からも 病理検査からも消えてしまってから 2年4ヵ月 たちました。 がんは しぶとくて、消えたか…

アンサー20注

「アンサー20 注」未来さんから コメントを頂きました。 未来さんは お母様の状況に心を痛められ このさきの方針に 迷われ、でも 後悔しないようにしたい、という今の気持ちを 過不足無く書いておられます。 このコメントを読んだ私が 未来さんのお母様に…

化学治療は 臨床試験であって 治療ではないのです

化学治療は 臨床試験であって 治療ではないのです。私がお勧めした本の中に 関原建夫著 「がん6回 人生全快」講談社文庫 が あります。 この本の面白さは 関原さんの 「不屈の闘病精神」とか 「何事にも前向きに 生きる」といったところにあるのではなくて …

有効だというデータに意味があるのか?

前回は「丸山ワクチンは有効だというデータがある。or データがない。 論争」の歴史的な話を書きました。 しかし 「有効だというデータがある。or データない。」というのは 本当はどうでもいい事なのです。 現在病院で使われている抗がん剤は「有効だという…

丸山ワクチン有効のデータ

諸事情がありまして がんや丸山ワクチンに関する情報の発信はこちらの ブログからお届けすることにしましたので 宜しくお願いします。 前回のブログで かなりの数の参考書をご紹介しました。 それらをすべてお読みになっているわけはありませんよね? まあ、…

ブログ引越しのお知らせ

「丸山茂雄の音楽予報 丸山ワクチンで がん治療・がん予防」というめちゃくちゃ長くて意味不明なタイトルのブログから 「丸山茂雄の丸山ワクチンでがん治療・がん予防」という少しは シンプルになったタイトルのブログに引っ越しました。 私が発病する前に …

日本のがん治療を本で学ぶ

丸山ワクチンを使った治療を試みようとすると どんな問題が発生するのか それをどのように解決すればいいのかを 前回お話ししました。皆さんからの質問は 「丸山ワクチンを手にいれるには どうすればいいのか?」というのですから 前回書いた回答で間違って…

丸山ワクチンの入手方法

丸山ワクチンに関する問い合わせを たくさんいただいているので 順番におこたえします。インターネットの時代ですから 検索すれば 丸山ワクチンのオフィシャル・サイトに簡単にアクセス出来ます。 そこに 必要な情報は載っています。 にもかかわらず 私のと…

ブログ再開のご挨拶

ちょうど 今から3年ほどまえ 2007年は 春から秋にかけて 何やら最悪の気分が体内に充満し、 毎日不機嫌に過ごしていました。原因は いろいろあったのですが まず第1に そのころの音楽が面白くなくて 新曲をきいても 楽しめなかったのです。 新しい曲を聴いて…